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地業(土間コンクリートの準備)

更新日:2021年3月2日

「ブログを始めます!」とか書いてからしばらく経ちましたがやっと更新します。


今日は駐車場の土間コンの準備をしてたのでそれについて、


土間コンクリートについてお客さんから聞かれることが多いランキングBEST3


1・メッシュ(鉄筋)が無いと割れてしまうと聞きますがメッシュは入れますか?

2・砕石はどのくらい入れますか?

3・スリットは入れた方がいいですか?


まーこんな感じです。


ざっくり簡単に書いていきますが、


まず1つ目

 メッシュ(鉄筋)ですが勿論入れます、今の時代はメッシュ無しでは打ちません。

しかし、どんな用途のコンクリートかによって入れる鉄筋の太さ、ピッチ及びコンクリートの厚さは変わってきます。

一般の住宅の駐車場であればメッシュを使用します。


続いて2つ目

 砕石、これは私どもは概ね10㎝で施工しますが現場の状況によって変わります。


ここが実は本日のメインテーマです!


直感的な言い方で申し訳ないのですが、


ちょっと想像してみてください。


板チョコ


そう!


誰もが知ってる板チョコです。

その板チョコ ちょこっと固いですよね?

それを毛布の上に乗せて踏んでみるとどうなると思います?


そう!

勿論簡単に割れます。


では鉄板のような固い平らな物の上に乗せて踏んてみると如何でしょう?


実は割れない・・・、



と言いたいところですが試してないので分かりません(笑)


イメージで言ってすいませんが何となく分かっていただけますか?


コンクリートが薄くても下地がしっかり固くなっていればコンクリートが割れにくいのです。


つまりはそうゆう事なのです。


土間だけでなく土留めや他の構造物全てに言えることですが地業が全てです。


勿論コンクリートを厚く、鉄筋をビッチリ完璧に組んだりすれば割れにくくなりますが


お金を掛ければキリがないし、コンクリートの事について議論してもキリが無くなります。


なので細かいことや余計な事は書くつもりはありませんので一つだけ覚えてください!


土間は「事業が全て」です。


こんな機械見たことあると思いますが、







俗に言うプレートです。


ほとんど転圧力はありません、

場合によってはこれだけで仕上げることもありますが、


きちんと転圧するにはランマーとかちゃんと締固めの機械を使う必要があります。


ある程度の知識を持っている人では常識ですが、


実はそれすら知らない人もこの業界はたくさんいます。


「それでちゃんと締まるんですか?」


プレートだけで「バッチリ転圧しておいたので大丈夫ですよ!」


って返してくる人もいます。


地盤がしっかりしていて表面を均すだけとかならいいのですけどねー、


そこら辺の見極めが難しい。


ちなみに今日のうちの写真です。




って「プレートやないかーい!」って思ってるそこのあなた!


実は違うんです!


これはバイブロコンパクターと言う物の300㎏の重さの機械で


見た目はプレートがただでかくなっただけのものですが、


ちゃんと80㎏のランマー又は5tローラーと同じ転圧力があると言われているものです。


これでしっかりと転圧していきます。




今日のおさらい


「化粧と一緒で下地が命!」


厚さや配筋は2の次!地業があってのもんですから!


と言ってもコンクリートは硬くて収縮するものなので


クラックは出てしまいます。


と少し逃げを作って本日は締めたいと思います。




いきなりの長文でこれから続けられるか心配(笑)


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笠懸

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